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『今體宋詩選』全作品テキストデータ

底本

『今體宋詩選』全4巻

清・陸式玉 選輯 / 陸雲錦 校 / 荊玉陛 参訂

日本・菊池五山 校 / 山本北山 序

文化3年(1806年)正月 大阪書肆・泉本八兵衛 江戸書肆・西村源右/山城屋佐兵衛 刊

解題

「今體(今体)」と銘打つ通り、今体詩(近体詩)すなわち絶句・律詩のみに詩形を限定して宋代の名作を収録した選集である。底本の首題(内題)から選者は清代、丹陽の陸式玉(字は琪音)という人であり、その息子の陸雲錦(字は彤川)が校訂、同郷の荊玉陛(字は天階)が参訂したということはわかるが、各人の具体的な経歴はわからない。

清国で出版後、おそらく清国商人の手によって日本に持ち込まれ、それを基に和刻本が出版されたのだろう。当時の日本では漢詩を作り、楽しむ層が拡大してその裾野が広がりつつあり、宋詩の手頃な選集に対する需要は高かったと思われる。

見返しには「五山先生 校」とあるから、それを信じれば菊池五山が校訂したということになるが、実際に校訂したのか、名前だけ貸したのかわからない。本文を見ると、山本北山が序文を書いているから、北山は実際に関わったのだろう。本書の所蔵機関による書誌情報では「山本北山(あるいは息子の緑陰) 校」としているところが多い。実際のところ、宋詩を称揚し宋詩に学ぶことを主張した北山が宋詩の選集出版に積極的に関わったとするのは自然な見方ではある。

データ作成の基本方針

掲載作品の内容は基本的に底本に従っているが、明らかな誤り等については他の選集等を参考にして訂正し、その旨を注記した。また読み下し文(訓読)については底本の訓点を参考にしつつも、より適切と思われる読み方に随時あらためたが、明らかな誤り等あれば、ご指摘、ご批正いただければ幸いである。また漢字の字体については、白文は正字を、書き下し文は常用漢字を優先し、書き下し文の送り仮名は歴史的仮名遣いに従っている。したがって、底本の白文に正字ではない字体を用いている場合は正字に改めてある。

データの利用方法

このテキストデータは基本的に閲読目的で利用していただくのが良いと思う。検索をしたい場合は、「漢詩データベース検索 CanD」を利用してもらいたい。異体字を含めて検索したり、パターンマッチング検索もできる。


もし、どうしても、このテキストデータ内を「Ctrl+F」で検索したいという場合は、字体の違いには留意していただきたい。当テキストデータでは、白文は正字を、書き下し文は常用漢字を用いている。字体が異なれば「Ctrl+F」では検索にヒットしない。

本文テキスト

本文テキストは、以下のとおりページを分けて掲載する。全体一括して掲載すると、編集画面が著しく重くなるためである

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